
母の誕生日祝いに、両親と妹、家族4人で界アンジンに泊まりに行きました!
いつも一番スタンダードな部屋に泊まっているのですが、4人で泊まれるお部屋がスイートのみだったので、今回はスイートルームにお泊まりしましたよ~♪
界アンジンの「アンジン」は地名ではなく、英国人航海士・三浦按針ゆかりの地に建っていることから名付けられており、全室オーシャンビュー、海や船関するアートが様々なところに飾られている、モダンな温泉旅館でした◎その魅力を3回に分けてお伝えして行きます!
▼界アンジン 宿泊記シリーズ
① お部屋・施設編|② アクティビティ編|③ 食事編
- 2025年3月22日(土)~23日(日)
- お部屋:スイート(定員4名)
- プラン:90日前優待(夕朝食付き)
- 1室合計: ¥137,880
- 1人1泊:¥34,470
界アンジンのアクセス

界アンジンは静岡県伊東市の伊東温泉にあり、伊東駅から徒歩約15分、タクシーで約5分と、アクセスのいい場所にあります。


伊東駅から歩いてくると、国道135号線沿いに大きな黒い建物が見えてすぐに分かるのですが、国道に面しているのは裏口のため、ローソン脇の通路を通って、正面玄関に向かいます。


今回、私たちは車で向かったのですが、熱海方面から国道135号線を走ってくると、右手に界アンジンの建物が見え、駐車場案内の看板も見えます。
そのすぐ次の信号で右折し、ローソンの脇の小道をさらに右折して進むと、駐車場がありました。
駅からのアクセスもいいですが、近隣観光をするならレンタカーがあると便利です→おすすめのレンタカー比較サイト
界アンジンのチェックイン

駐車場から橋を渡った、こちらが正面玄関。

玄関から入ってすぐに船の古材のアートが素敵なフロントがあります。

ちなみに、フロントの扉はめちゃくちゃ重たかったです。海風に負けないためか、この後、すべての扉がすご~く重たかったので、気を付けてください!
チェックインの際に、夕食・朝食の時間を決めると、「船旅をイメージしたチケットをお渡しするので、それを持って少し待っていてください」とのこと。


待っているロビーには、世界地図やランプがあって、船旅気分を盛り上げてくれます♪
その後、別のスタッフの方が来て、乗船の受付のようにチケットをちぎって、お部屋へ案内してくれました。

エレベーターで7階まで上がって、お部屋までのこの廊下、ぱっと見分かりませんが、実は外廊下で、けっこう風が入ってきます!
冬や雨の日はかなり寒いかと思いました。
界アンジンのお部屋紹介
スイート(定員4名)

今回宿泊したスイート(4名定員)というお部屋は、客室では最上階の7階にあり、広さ77m²、パーテーションを境に広いリビングルームとベッドルームに分かれ、ワークスペースやウォークインクローゼットもある、素敵なお部屋でした。
界の客室はその地域ならではの設えにこだわった「ご当地部屋」で、界アンジンでは全室オーシャンビュー、船の古材のアートが設えられた「按針みなとの間」になっています。

ベッドルームには、1段上がった板の間に4つのふわくもスリープという界オリジナルの低めのベッドが並んでいます。


各ベッドの間にコンセント、真ん中辺りに照明のスイッチがあります。

リビングルームには椅子が5脚あり、目の前に海を見渡すことが出来ます。

道路を挟んで界アンジンの反対側にある、地元の彫刻家「重岡建治」氏が製作した彫刻が展示されている「なぎさ公園」や「按針メモリアルパーク」を上から見ることも出来ます。
水回り

お部屋の入り口入ってすぐ左手が水回り。

まずあるのがトイレ。

さずがスイート!トイレも広くて、中に鏡、手洗い場、ペーパータオル、ゴミ箱まであります。

バスルームには、湯船、シャワー、広い洗い場がありました。結局、大浴場にいったので使いませんでしたが、界のお部屋はシャワーブースだけのことが多いので、特別感がありました◎

シックで高級感のある洗面スペースには、洗面台が2つ!
設備・アメニティ


洗面台には、和漢生薬成分配合の界オリジナルアメニティ(ハンドソープ、洗顔ソープ、クレンジング、化粧水、乳液、ボディーローション)とドライヤーが備え付けられています。
そして持ち帰りのできる風呂敷!それぞれの界で色が異なるのですが、アンジンは海をイメージしてか、青色でした♪
風呂敷の中には、歯ブラシ、ブラシ、綿棒、コットン、ゴムのセットが入っていました。

入り口入って右側にはウォークインクローゼット。中には羽織、作務衣、足袋ソックス、使い捨てスリッパ、金庫が入っていました。
引き出しには何も入っていないので、連泊の際などは、荷物を出して入れておくことも出来ますし、クローゼット内にキャリーケースをそのまま置いておけるだけの広さもあります。


羽織は膝くらいまである長くて生地も厚めの暖かいもの。
界で共通の作務衣は、女性にはMサイズ、男性にはLサイズが用意されていました。サイズが合わない場合は、S~LLで交換してくれます。

壁際のワークスペースには、大きめのテレビ、電話、伝票(冷蔵庫の飲み物用)、インフォメーションブック、110周年冊子、ティッシュ、卓上ライト、レコードプレイヤーが置いてありました。
スイートルームのお楽しみとして、各部屋にレコードプレイヤーが置いてあり、部屋に飾られている3枚のレコードを好きにかけて良し、1階のトラベルライブラリーに置いてあるレコードを借りてきても良し、でした。

私と妹は初めてレコードをかける体験をして、楽しかったです♪
隠れていますが、テレビ横にコンセントもあったので、パソコン作業が快適に出来ました。
レコードプレイヤー脇の足下には加湿機能付き空気清浄機もありました。


船旅をイメージしているというこのお部屋では、ワークスペース横のキャビネットもおしゃれ♪

扉を開けると、グラス、ティーカップ、湯飲み、さじ、蒸し生姜湯、和紅茶、カフェインレス緑茶、湯沸かしケトルがありました。

下の段の扉を開けると冷蔵庫。お水以外は有料です。
ウォータージャグの中身がなくなったら、トラベルライブラリーのウォーターサーバーから補充出来ます。4人だからか、2本入れてくれていたので、充分でした。

お着き菓子は、リビングのテーブルの上にあった港町のショートブレッド。
和紅茶と合うとのことだったので、塩カカオの方をいただきました。

ちょっと塩味のきいたカカオ味のショートブレッド、とっても美味しかったです。
柑橘味の方はお土産に持って帰りました。ショートブレッドは6個入りで、3個ずつ包装されていたので、半分だけ持ち帰ることも出来ますよ!
▶︎ このお部屋を予約サイトでチェックしたい人はこちらからどうぞ♡
→じゃらんで宿泊プランを見てみる
界アンジンのトラベルライブラリー

15:00~24:00/7:00~12:00 1階
ロビーの奥にはトラベルライブラリー。これまでのどの界とも違う、英国の雰囲気が漂います。

コーヒーマシンでは、コーヒーとエスプレッソが選べました。
珍しくカップはなく、紙コップだけですね。ソファが少ないので、部屋に持ち帰ることを前提にしているのでしょうか。

本棚には、船や紅茶、ビールに関する本が並んでいます。
レコードも並んでいて、スイートに宿泊の方は、借りて行って、お部屋で聞くことができます。また、ここにレコードプレイヤーも置いてあるので、スタッフの方に声をかければ、誰でもトラベルライブラリーでレコードを楽しむことができますよ◎

ロビーとの境の本棚には、絵本や児童書なども並んでいました。
界アンジンの大浴場/湯上がり処/サンブエナデッキ

15:00~25:00/5:00~11:00 8階
界アンジンの大浴場は最上階の8階にあります。
大浴場


エレベーターを降りて右手に向かうとすぐに湯上がり処があり、その奥、左手に男湯、右手に女湯で、入れ替えはありません。
界の内湯はだいたいぬる湯とあつ湯の2つあるのですが、界アンジンの内湯は1つで、ぬるめの温度でした。長湯に向いている泉質だそうですが、長くても10分を目安に、ということで10分の青い砂の砂時計が置いてありました。

元々長湯は苦手なのですが、お湯がぬるめだったのと、大きなガラスばりの窓から海が見えるロケーションなのが相まって、ちょうど10分くらい入りました♪
露天風呂は熱めだったので、少しだけ入って出ました!
男湯、女湯ともに脱衣所には、和漢生薬成分配合の界オリジナルアメニティ(ハンドソープ、洗顔ソープ、クレンジング、化粧水、乳液、ボディーローション)とティッシュ、綿棒、ヘアブラシ、カミソリが置いてありました。女湯のみ、コットン、ヘアキャップ、ヘアゴムがありました。
また、女湯にはダイソンの中が空洞のドライヤーも洗面台も5台ずつあって、待つことも無かったです◎
湯上がり処

木製のスツールや重厚感のあるソファに英国のエッセンスを感じる湯上がり処。

入浴前や入浴後の水分補給のために、ドリンクが用意されています。
りんご酢は、かなり色が濃いな~と思ったら、三浦按針の祖国英国で親しまれているローズヒップとカシスが入っていました。けっこう酸っぱいですが、湯上がりのビタミン補給におすすめです◎
ぐり茶は、ぐりっと渦を巻いた形から名付けられた、正式名称を蒸し製玉緑茶という伊東の名産品です。渋みが少なくて、とっても美味しいお茶でした。

界といえばのアイスキャンディーは、アップル、グレープ、パイナップル、マスカットの4種の味がありました。

15:00~22:00の間は、インディアンペールエールも飲み放題!
三浦按針が生きた大航海時代に、長い船旅でも腐らないようにホップを大量に入れたことで生まれたとされるビール。グラスが小さめなので、少しずつ飲めます。

元々ビールの飲めない(アルコールも炭酸も苦手)私的には、アルコールも炭酸も弱くて、苦いけどコクもあって、どちらかというと飲みやすいビールでした◎
家族の3人はビール飲めますが、父・妹は苦くて美味しくない…と言い、母は美味しい!と言っていたので、ホップが多い分かなり苦くて、好みは分かれそうな味です。
炭酸が腸を動かしてくれるので、夕食前に飲むのがおすすめだそうです♪
サンブエナデッキ

界アンジンの一番の見所は、三浦按針が徳川家康の命を受けて建造した西洋式帆船、「サン・ブエナ・ベントゥーラ」から名付けられた、このサンブエナデッキ。
太平洋を一望することが出来ます。

ここにも船の古木からできたアートが飾られ、席もたくさんありました。
椅子やテーブルは風で動かないように、チェーンでつながれています。

海を眺めながら、湯上がりの一杯を楽しむのも贅沢ですね◎
時間によって海や空の色も違うので、何度も来て写真を撮りました♪(夜も来ましたが、ライトアップなどはされていなかったので、けっこう暗かったです)

めちゃくちゃ近くをトンビが飛んでいて、表情まで見えたのが印象的でした!
界アンジンのショップ

15:00~20:00/8:00~12:00 1階
フロントの横に、星野リゾートオリジナルのお土産や、地域のお菓子などを買えるショップがあります。

漆を使ったグラス、灯台や錨など、海に関するものをモチーフにしたブローチなどが並んでいます。

お部屋にあったティーカップ、お着き菓子のショートブレッド、界アンジンオリジナルのポストカードや、オリジナルデザイン缶の紅茶やチョコレートなど、界アンジンオリジナルのお土産がたくさんありました。
界アンジンの喫煙所

界アンジンの喫煙所は、トラベルライブラリーから外に出た、庭の脇にありました。
まとめ
界アンジンの施設とお部屋についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
海を見渡せるサンブエナデッキ、スイートの部屋やトラベルライブラリーで楽しめるレコード、とっても美味しいお着き菓子のショートブレッド、の3つが界アンジンの個人的お気に入りポイント♪
アクティビティとお食事に関しては別で記事を書きましたので、ぜひそちらも参考にしてください!
コメント