界秋保に宿泊してきたので、宿泊の様子を詳しくご紹介します。
なんと、1年以上ぶりの界、1年半ぶりくらいの界タビ20s利用でした!
美味しいご飯と温泉、楽しいご当地楽に癒やされて、界タビ20sが使えるのもあと数年、今年はいっぱい界に泊まるぞ!と2人で決意したよ。
アクティビティとお食事については別で記事を書きますので、ぜひ次回をお楽しみに!
- 2025年1月9日(木)~10日(金)
- お部屋:和室(定員3名)
- プラン:界タビ20s(夕朝食付き)
- 1室合計:¥38,300
- 1人1泊:¥19,150
界秋保のアクセス
界秋保は仙台市内の秋保温泉にあり、仙台駅から路線バスまたはタクシーで約30分、仙台空港からレンタカーまたはタクシーで約45分の距離にあります。
今回私たちは、2日目に別の宿に泊まる予定だったので、仙台駅からレンタカーを借りました。
公式サイトから界を予約すると、タイムズレンタカーが30%offになる優待サービスがあるので、今回はそちらを利用しました。宿泊予約完了メールに記載されている申し込みサイトのURLから予約することが出来ます。
秋保温泉の方面が仙台駅から西側だったので仙台駅西口店を予約したのですが、駅から徒歩10分ちょっとかかり、雪が降っている日で寒かったので、けっこう遠く感じました。後から調べてみたら仙台駅東口店の方が徒歩6分と少し近かったので、タイムズレンタカーを利用する方は東口店がいいと思います。
その他予約サイトから宿泊予約をした方は、レンタカー比較サイトをチェックしてみてください。たびらいレンタカーだとすべてのプランが免責補償料込みで、安い順で探せるのでおすすめです↓
界秋保のチェックイン
界秋保の外観~ロビー
秋保温泉周辺を観光してから界秋保に向かったのですが、ちょうど木曜が定休日のお店が多かったのと雪で外は長く歩けず、予定より早く14時過ぎごろホテルに着きました。
庭の木には雪吊りがしてあり、とても風情のある写真を撮ることが出来ました。
グラデーションの暖簾が素敵なエントランス。
中に入ってすぐの廊下も素敵で、期待が高まります。
深緑のカーペットで落ちついた雰囲気のロビー。大きな窓からは雪景色が良く見えました。ちなみにロビーは2階です。
早く着きすぎたのでチェックインの手続きだけしてロビーで待たせてもらい、お部屋の準備が整ったということで14時40分くらいにお部屋に案内していただきました。
チェックイン
ロビーでのチェックインの際に夕食、朝食、ご当地楽の時間の予約をします。
界の夕食は17:30~と19:30~の2部制で、夜のアクティビティをゆっくり楽しむために私たちはいつも17:30~を選んでいます。
朝の体操が7:00~ということだったので朝食は8:00~に、ご当地楽(次の記事で詳しくご紹介します)は早く来た方には早い時間をおすすめしているとのことだったので1番早い16:15~にしました。
その後、違うスタッフの方にお部屋まで案内してもらい、道中、大浴場やショップなど館内施設について説明してもらいます。
お部屋に着いてからは、お部屋の設備や内装のこだわりの説明、その他催し物などについて聞きました。その際に温泉いろはが16:15~だということを知ったので、ご当地楽を20:30~の回に変更してもらいました。
界秋保のお部屋紹介
紺碧の間 和室(3人定員)
界タビ20sで和室(3人定員)という部屋を予約しました。ここと、和室(2人定員)というお部屋がどちらも広さ58m²で1番スタンダードなお部屋になります。私たちは2人で宿泊してベッドも2つだったので、おそらく和室(2人定員)との違いは椅子が3脚あることくらいだと思います。
これまで泊まった界の中ではかなり広いと感じました!
界には定員3人までのお部屋しかない施設も結構あるのですが、界秋保には4人定員の和室と8人定員の特別室があったので、大人数での宿泊も可能です。
界の客室はその地域ならではの設えにこだわった「ご当地部屋」で、界秋保では秋保温泉の渓谷、磊々峡がかつて「紺碧の深淵」と呼ばれたことから、「紺碧の間」というコンセプトでした。1番の特徴は紺碧の広縁。紺碧色の壁とソファに包まれた大きな窓から見える雪景色は水墨画のようでとても素敵でした!
畳から1段上がった板の間に、ふわくもスリープという界オリジナルの低めのベッドが設置されています。3人で宿泊の場合はここにベッドが3台並ぶようです。
簡単に動かせるので、僕たちはいつもくっつけているよ
お部屋には、広瀬川の川砂を用いて作られた仙台ガラスのアートが飾られていたり、枕元の障子や客室番号に白石の伝統工芸である白石和紙が使われていたりしました。
和紙にはこけしが隠れているよ!
水回り
お部屋に入ってすぐ左側にトイレと洗面スペースがあり、洗面スペースの隣にシャワー室がありました。
湯船はありませんが、温泉に入りに来ているのでそもそもお部屋のシャワーは使いませんでした。
設備・アメニティ
洗面スペースには、和漢生薬成分配合の界オリジナルアメニティ(ハンドソープ、洗顔ソープ、クレンジング、化粧水、乳液、ボディーローション)とドライヤーが備え付けられています。
そして持ち帰りのできる風呂敷!それぞれの界で色が異なるのですが、秋保はお部屋のテーマである紺碧色に、杜の都をイメージした緑の模様が入っています。
風呂敷の中には、歯ブラシ、ブラシ、綿棒、コットン、ゴムのセットが入っていました。
僕たちはいつも綺麗に持って帰って、コレクションしているよ!
テレビの下には冷蔵庫とティーセットやコップの入った引き出しがありました。
冷蔵庫は冷凍庫のないタイプ。お水以外は有料で、引き出しの伝票に記入します。ウォータージャグのお水は、なくなったらトラベルライブラリーのウォーターサーバーから補充出来ます。
界にはいつもオリジナルのドリップコーヒーのパックが置いてあるのですが、界秋保はラウンジがあるからか、コーヒーがなかったのがちょっと残念。生姜湯とお茶っ葉のみありました。
トイレの向かいのクローゼットには、館内着、帯、足袋ソックス、羽織、ハンガー、金庫がありました。
界にはいつも共通の作務衣が置いてあるのですが、界秋保ではちょっと違った館内着で、縞模様の膝丈くらいの浴衣に作務衣のズボンを履いている感じでした。ご当地楽では陣羽織を羽織るので着物に近い方が様になったのですが、いつもの作務衣の方が着心地は良かったです。
壁際のデスクには、電話、ティッシュ、アクセサリー置き、インフォメーションブック、110周年冊子、「手わざの日本旅」という界の「手業のひととき」にフォーカスした本が置いてありました。
2年前に界遠州で体験した「新茶摘みと製茶体験」も載っていて、懐かしくなりました♪
お着き菓子は仙台の和菓子屋さん「まめいち」の「美人さんのおやつ」。くるみといちじくが入っている、おしゃれなきなこ棒という感じで美味しかったです。
お部屋には湯沸かしケトルと加湿器もありました。
界秋保のトラベルライブラリー
24時間 1階
全国の界に必ずあるトラベルライブラリー。コーヒーメーカーとウォーターサーバーを利用でき、温泉やその地域に関する本が置いてあります。
磊々峡を形成している秋保石でできたブックスタンドがおしゃれ!一回り小さいサイズがショップでも販売されていました。
せせらきラウンジ
15:30~22:00
トラベルライブラリー内に、15:30~22:00の間は「せせらきラウンジ」が登場します。
宮城県にちなんだお菓子が並んでいました。特に仙台駄菓子はカラフルで可愛くて、どれにしようか迷う時間も楽しかったです♪
仙台麩かりんとうが甘じょっばくて美味しかった~
お酒コーナーにも宮城のものが並んでいます。
特に秋保ヴィレッジで見てラベルが可愛くて気になっていた、秋保ワイナリーの赤ワインを試せたのが嬉しかったです!お酒初心者の僕でも飲みやすくて美味しかったよ。
お隣に炭酸水があり、自由に割って飲むことが出来ます。
おやつにも、夕食後の1杯にも、ぜひ利用してみてください。
足湯
15:30~24:00/6:00~12:00 *荒天時は仕様できない場合も
トラベルライブラリーの奥からテラスに出ることが出来ます。
外には足湯が!
初日の夕方は、雪がすごくて雪かきが間に合わないため足湯はつかえず、夜にもう1度行くと、足湯周りは綺麗になっていたので、タオルを敷いて利用しました。お湯の温度が高くて、お湯が深めなので、冬の夜でもけっこう入っていられました。出たくなくなっちゃいますけどね。
翌朝はテラスの広い範囲が雪かきされていました。濡れていなければ、テラスの奥の1段高くなっているところに腰かけて、川を見ながらラウンジのお菓子やお酒を楽しむこともできるそうです!
界秋保の大浴場
大浴場
15:00~25:00/5:00~11:00
楽しみな温泉はちょっと遠かったですが、広くて素敵でした!
2階ロビーの大浴場への扉から1度外へ出て、長い緩やかな登りの廊下をてくてく歩いて行った先にありました。
中にはぬる湯、あつ湯の2つの内風呂と露天風呂があり、割と無色無臭、さらさらめのお湯でした。大浴場内にもこけしがいましたよ!
ちなみに、ぬる湯は想像以上にぬるかったです。
露天風呂では雪景色を堪能できて最高でした~!
男女ともにお部屋にもあった界オリジナルのアメニティが揃っていたのが嬉しいポイント。女湯にはダイソンのドライヤーもありました!
湯上がり処
15:00~25:00/5:00~11:00
廊下を渡った先、最初に見えるのがこの湯上がり処。
入浴後の休憩場所、待ち合わせ場所としてどこの界にも必ずあり、雰囲気や用意されているドリンクが界によって異なるので毎回楽しみな場所です♪
界秋保の湯上がりドリンクはこちら。入浴前の水分補給におすすめなのが、界秋保オリジナルブレンドのはだか麦茶、入浴後の水分補給におすすめなのがビタミンとアントシアニンたっぷりの赤紫蘇ジュースなんだとか。
赤紫蘇ジュースは酸っぱすぎず、とっても飲みやすくて美味しかったな!
アイスキャンディーもあります。お風呂上がりのアイスは最高ですよね!
ショップ
15:00~21:00/8:00~12:00
2階ロビーの一角にショップがあります。
そこまで広くはありませんが、客室で使われているマグカップや湯飲み、トラベルライブラリーにある秋保石のブックスタンドなどの工芸品や星野リゾートのオリジナルグッズ、ラウンジにあったお菓子などが並んでいます。
多くの界のショップは工芸品や星野リゾートグッズがメインで、気軽に買えるものは少なかった印象があるので、おつまみやお菓子がこんなに充実しているのは珍しいと思います。
まとめ
界秋保のお部屋と施設についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。個人的に良かった点は以下の3つ!
- せせらきラウンジ。界加賀に有料のべんがらラウンジはあるのですが、宿泊者が誰でも使えてお菓子やお酒の提供もあるラウンジは界で初めてだったので、とても特別感がありました!
- 紺碧の広縁。紺碧のソファと壁に囲まれた大きな窓には感動しました!雪景色も綺麗でしたが、ホームページで見た新緑も素敵で、四季それぞれに来たいと思いました。
- 東北の伝統工芸品。仙台ガラスや白石和紙など宮城の伝統工芸品はもちろんのこと、界秋保には山形の伝統工芸品、お鷹ぽっぽも飾られていました。廊下にそれぞれ表情の違う鳥が並んでいてとても可愛かったです。山形にはまだ星野リゾートがないため、界秋保に取り入れているそう。紹介するタイミングが分からなかったので、最後にたくさん写真を載せておきます♪
界秋保にお泊まりの際は、ぜひお気に入りを探してみてね!
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