
夫婦2人で界鬼怒川に宿泊してきました!

宿全体の造りからお部屋の設えに至るまで、益子焼や黒羽藍染、鹿沼組子などの栃木県の伝統的な民藝品が使われていて、実際に触れて魅力を知る機会になりました◎
今回は、お部屋の詳細と大浴場やトラベルライブラリーなどの施設についてご紹介します。
▼界 鬼怒川 宿泊記シリーズ
① お部屋・施設編|② アクティビティ編|③ 食事編
- 2025年6月23日(月)~24日(火)
- お部屋:和室(定員3名)
- プラン:界タビ20s(夕朝食付き)
- 1室合計: ¥38,300
- 1人1泊:¥19,150
界鬼怒川のアクセス

界鬼怒川は、鬼怒川温泉街にある、界の中で初めて星野リゾートが新築で手がけたお宿。
車で行く場合、日光宇都宮道路今市ICから国道121号線経由で約25分、電車の場合は鬼怒川温泉駅からタクシーで約5分、路線バスで約15分+徒歩5分。路線バスだと界 鬼怒川の正門前で下りた後、この写真のエントランスまで約5分歩きます。

僕達は車で行きましたが、界鬼怒川の看板がある門から入ったあと、しばらく舗装されていない道が続いて心配になりました。
鬼怒川温泉駅へは、新宿駅からJR・東武直通の特急、浅草駅からは東武特急スペーシアが出ているので、首都圏在住の方にはだいぶアクセスがいいですね◎

大谷石が特徴的なエントランスは、スタイリッシュでかっこよかったです◎
界鬼怒川のチェックイン
スロープカー


なんと!界鬼怒川はエントランスからスロープカーで上っていった先にありました♪
チェックインは15時から。星野リゾートでの滞在をたっぷり楽しみたい私達はチェックイン時刻ちょっと前くらいに着くようにしているのですが、今回は15時ちょうどに着いたら、スロープカー待ちが発生!

10人くらい入る待合室でも足らず、しばらくは外のベンチで待ち、名前を呼ばれたら待合室に移動。合計で15分くらい待ちました。
15時前後は混み合うのでちょっと時間をずらして来るのがおすすめです◎

1回に8名くらい乗れるので、何組か乗り合いで出発!
上に着くと担当のスタッフさんが待っていて、ロビーに案内してくれ、チェックイン。
ロビー

夕食、朝食の時間を決め、アクティビティの木漏れ日体操と温泉いろはを予約しました。
その後、お部屋まで案内してもらい、道中、大浴場やショップなど館内施設について説明してもらいました。
ちなみに、スロープカーは24時間いつでも好きな時に使えます◎
界鬼怒川のお部屋紹介
とちぎ民藝の間 和室(定員3名)

今回宿泊したのは和室(定員3名)という、界鬼怒川では1番スタンダードなお部屋。他には露天風呂付き和室(定員3名)と露天風呂付き愛犬ルーム(定員3名)があります。
界鬼怒川のお部屋はすべて、益子焼や黒羽藍染、大谷石など、栃木県の伝統的な民藝の数々を設えていることから、「とちぎ民藝の間」と名付けられています。
40㎡の広さながら、障子でベッドルームとリビングルームが分かれていて、落ちついて過ごすことが出来ました。

リビングルームの大きな窓からは新緑が見えて気持ちが良かったです◎

滞在中には鳥を見ることも出来ました♪

テーブルにはお着き菓子の甚五郎煎餅「伝統塩バター」味と、「日光の雅」。
お煎餅は、後味にバターが香る上品な塩味で、とても美味しかったです!

大谷石が敷き詰められたテラスは意外と広く、ここでぼんやり森を眺めるのも贅沢♪

テレビは向きを変えることが出来ました。
「手わざの日本旅」という界の「手業のひととき」にフォーカスした本、星野リゾートの111周年記念冊子、リモコン、ティッシュが置いてあります。

床の間には益子焼と行灯。

ソファのクッションや障子の装飾には黒羽藍染が使われています。

寝室にはふわくもスリープという界オリジナルのベッド。

ベッドボードには、いい夢が見られるようにと、魔除けの力があると信じられてきた麻の葉模様の鹿沼組子の置物が飾られています。ここで照明のオン・オフが全部できるのも便利◎

繊細な造りで、近くで見られるだけでうっとり♪
ちなみにコンセントはベッドの左右の行灯の近くにしかなく、ちょっと遠かったです。
設備・アメニティ

ベッドの向かいには、加湿空気清浄機と押し入れ。
押し入れの中には、ハンガーと作務衣、足袋ソックス、金庫、懐中電灯、消臭スプレー、虫除けスプレー、ゴキジェットが入っていました。

お部屋に入ってすぐのところには、給湯コーナー。
グラスとコーヒーカップが3個ずつ、湯沸かしケトルと栓抜き、伝票。

箱の中には益子焼の湯飲みに、急須、お茶っ葉、界オリジナルのドリップコーヒー、蒸し生姜湯。
日用工芸品にこそ素朴な美しさがあるという「用の美」を追求している益子焼。実際に使ってみることができるのは嬉しい◎

その下には冷蔵庫。
お水以外は有料で、引き出しの伝票に記入します。いつものハートランドビールの他、クラフトビールも3種類ありました。
ウォータージャグのお水は、なくなったらトラベルライブラリーのウォーターサーバーから補充出来ます。
水回り

元々ある旅館を改装してリブランディングしていることの多い界では鬼怒川が初の新築旅館!
水回りも明るくて清潔ですが、トイレが分かれていないのはちょっと残念かも。

洗面台には3つのコップに、和漢生薬成分配合の界オリジナルアメニティ(ハンドソープ、洗顔ソープ、クレンジング、化粧水、乳液、ボディーローション)が備え付けられています。

毎回楽しみにしている持って帰れる風呂敷は、他のどことも被らない、ピンク!桜と川の流れをイメージしているのだそう。
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界鬼怒川の大浴場
大浴場

15:00~25:00/5:00~11:00
大浴場は、中庭の周りの廊下を渡った先にあります。


益子焼の風鈴や黒羽藍染の布が飾られた、素敵な渡り廊下♪
男湯、女湯ともに脱衣所には、タオルと、和漢生薬成分配合の界オリジナルアメニティ(ハンドソープ、洗顔ソープ、クレンジング、化粧水、乳液、ボディーローション)とティッシュ、綿棒、ヘアブラシ、カミソリが置いてありました。

手ぶらで行っても大丈夫なのが嬉しいです◎
内湯と露天風呂が1つずつあり、内湯からも大きな窓から森の緑を眺めることが出来たのが気持ち良かったです♪
湯上がり処

15:00~25:00/5:00~11:00
渡り廊下の先、入ってすぐにあるのがこちらの湯上がり処。
黒羽藍染の、一つ一つ模様の異なるうちわや座布団が目を惹き、ついつい立ち寄りたくなる居心地のいい空間でした♪

お隣には温泉について解説されたパネルやご当地ドリンクのりんごジュース、黒豆茶、アイスキャンディーもありました◎

アイスキャンディーは、アップル、グレープ、ピーチ、マスカットの4種類!
界鬼怒川のトラベルライブラリー

24時間利用可能
界鬼怒川のトラベルライブラリーには、焼き物の小皿がずらり…。(ご当地楽で使います♪)

実際は写真1枚の4倍くらいありました。
その下は棚になっていて、栃木県の民藝や建築にまつわる本や作品が並んでいます。

ドリンクコーナーには、冷たい麦茶、ティーバッグ3種類(ハーブティー、ダージリン、ルイボスティー)、ウォーターサーバー、コーヒーマシンがありました。
コーヒーマシンは、エスプレッソ、コーヒー、アメリカーノの3種類、それぞれノンカフェインも選べました◎

トラベルライブラリーにお水以外の冷たい飲み物が置かれているのが珍しい!猫舌の僕にも優しい環境でした。

小皿の並ぶ棚の反対側がソファになっているので、ここで中庭を眺めながら、本を読んだりコーヒーを飲んだり、寛ぐことが出来ます。
界鬼怒川の民藝ショップ

8:00~21:00
フロントの横にあるショップは、かなり充実!
壁に並んだ黒羽藍染のうちわは、好きな絵柄を選んで購入することが出来ます。

益子焼の器や箸置き、お部屋にあった火を使わない線香などの商品が並んでいます。

お菓子やジャム、飲み物などもあり、お着き菓子としてあった甚五郎煎餅は、カマンベールやブラックペッパーなど別の味もあって気になりました♪
界鬼怒川の中庭

中庭を中心に周りに客室や大浴場、ロビーがある造りの界鬼怒川では、どこからでも緑が見えて自然を感じられました。
夏の期間限定で、組子ドームに栃木県の伝統工芸である 「益子焼」と「黒羽藍染」を用いたご当地風鈴がたくさん下がっていて風情がありました◎

夜のライトアップされた中庭も素敵だったので、湯上がりに散策するのもおすすめです。
界鬼怒川の喫煙所

喫煙所は、トラベルライブラリーから外に出たところにありました。

また、客室からは遠いですが、駐車場とケーブルカー乗り場の間にも喫煙スペースがありました。
界鬼怒川のチェックアウト

界鬼怒川のチェックアウト時間は12時。
直前は混み合うので、私達はいつも事前精算するようにしています。その証に鍵につけてくれるちょっとしたキーホルダーが施設によって違って可愛いのですが、今回は普通に赤い丸でした。
チェックアウト時間の12時前はスロープカー待ちの方がロビーにたくさんおり、順番にスタッフさんに呼ばれた方からスロープカーで降りていきます。
ちょっと険しいですが横に階段もあり、急いでいて階段で帰っている方もいました…。次の予定のある方は余裕を持って早めにロビーへ行くのがいいと思います。
まとめ
界鬼怒川のお部屋と施設についてまとめてみました!
お気に入りポイントは、ロビーに向かう瞬間からワクワクが高まるスロープカー!!
どこにいても新緑の中庭が目に入る造りと、益子焼・黒羽藍染・鹿沼組子など、栃木の伝統的な民藝に触れられる設えも素敵でした♪
▼界 鬼怒川 宿泊記シリーズ
① お部屋・施設編|② アクティビティ編|③ 食事編
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