
2025年8月に両親と妹と4人で福島県の「料理旅館 田事」に宿泊してきました!
名前のとおり、会津の郷土料理を楽しめる、昔ながらの素敵な旅館でした♪お部屋の様子や夕食・朝食を詳しくご紹介していきます!
料理旅館 田事のアクセス

「料理旅館 田事」は会津若松城下・七日町の旅籠として古くから親しまれてきた、歴史ある旅館。
JR線会津若松駅から車で5分の距離にあります。
事前に希望すれば会津若松駅まで送迎してくれるそうなので、車なしで観光する予定の方は、利用してみてください(*乗車人数最大29名まで)
駐車場

かなり広い駐車場もあるので、車で来ても安心です◎
料理旅館 田事のチェックイン
玄関

中へ入ると、太い柱に黒光りする廊下、様々な民芸品が飾られており、歴史を感じる佇まい。
写真向かって右側に貸切風呂、真ん中の廊下の奥には食事会場、ちらっと見える左手の階段の上に客室がありました。

芸能人のサインや写真も飾ってありました。
フロント

フロントは階段の横にあり、ここでチェックインをします。
近くのお店や観光地のパンフレットも色々置いてあったので、翌日の参考に見てみてください。
チェックイン



チェックインは16時から。18時を過ぎる場合は事前に連絡が必要です(最終21時まで)
チェックイン時に夕食、朝食の時間を決め、朝食時のメイン「めっぱ飯」の味を選べました!
追加料金がかかるものもありますが、せっかくなので4人とも違うものを選びました♪
また、貸切風呂の利用時間もここで相談します。私たちがチェックインした際は空いていたので、部屋で少し休んだらお風呂に向かいました。
料理旅館 田事のお部屋紹介

今回宿泊したのは、「もみじ」という和室のお部屋。客室内にバス・トイレはありません。

中に入ってすぐの部屋には、ローテーブルと布団が1組。

障子を開けて奥の部屋には、残りの布団が3組並べてありました。
窓からの景色は普通に住宅でした。


ローテーブルの隣には、ハンガーと4人分のバスタオル、浴衣、帯、ハンドタオルと歯ブラシのセット。


ポット、茶葉、湯飲みなどのお茶セット、お付き菓子もありました。

会津盆地ザクザクバタークッキーは、名前の通りめちゃめちゃザクザクで美味しかったです◎


手前のお部屋にはテレビと、その下に冷蔵庫。
奥のお部屋には空気清浄機とエアコンがありました。
料理旅館 田事のトイレ・洗面所

お部屋に水回り設備は何もないので、階段で少し上がったところにある共有の洗面所を使います。

紙コップ、ドライヤー、ハンドソープ、ティッシュは置いてあります。

そのすぐ近くにトイレ。

どちらも部屋のすぐ近くにあるので不便ではなかったですが、他の人と被って歯磨きなど時間のかかることをするのはちょっと気まずかったので、気になる方は室内にユニットバストイレが付いている「洋室ツインルーム」を予約するのがおすすめです◎
料理旅館 田事の貸切風呂


料理旅館 田事には、男女2つの貸し切り風呂があります。
私達がチェックインした時点で男子風呂は空いていて、女子風呂はこれから清掃が入るので、掃除が終わったら電話をするからぜひ早めに入ってください、とのことでした。


男子風呂の方が狭く、洗面台は2つでシャワーは1つ。


女子風呂は洗面台、シャワーともに3つずつあり、浴槽も広かったです◎

うちの家族は女3:男1なので、ちょうど良かったです!


洗面台には、ティッシュ、ブラシ、ドライヤー、クレンジング、化粧水、乳液、フェイス&ハンドソープなどのアメニティは揃っていました◎
男女各1つずつの貸し切り風呂なので、基本的にチェックインした順に案内され、自由に時間を選べないですが、1組入るごとにお湯を変えて清掃もしているそうなので、衛生的にはとっても安心でした♪
料理旅館 田事の夕食

畳にテーブルが並んだ夕食会場。
夕食時間は、18:00~20:00の間から選べ、私達は18:30からお願いしました。
6組が同じ空間で食事をしていたのですが、うち2組は外国の方でした。

客室名のプレートが置かれた座席に着くと、すでに色々並んでいます。

まずは梅酒で乾杯♪

想像以上に美味しかったのが、ごぼうチップス!サクサクなのはもちろん、これまで食べたことのあるチップスとは違った味わいでした♪

会津といえばの馬刺し!辛子味噌を醤油に溶かしてつけていただきます。
1人あたり10枚くらいあって大満足です◎

アスパラガスは細いのに筋張っていなくて、ゆで具合もちょうど良かったです◎

名物だというとうもろこしと牛乳を使ったお豆腐。
なめらかで、とうもろこしのうまみが詰まっていて美味しかったです♪

山椒がほどよく香る、ニシンも美味しい♪

ここまではすべて最初からテーブルに並んでおり、この時点でボリューム満点!ご飯のほしくなる味付けの濃いものも多いので、この後のラインナップも考えて、無理に食べないのも大事です。

めちゃくちゃ美味しかったのですが、1人1尾あり、さすがに食べきれませんでした…。
そしてやはりご飯がほしくなる味なので、先にご飯を持ってきてもらうことに。


次に来た鮎の塩焼きは提供後に説明があるので、それに従って、尾びれ・胸びれ・尻びれを取り、背中の切り込みを広げて鮎酢を入れます。そしてそのまま、全身をまるごといただきます。

ちょうどお腹に卵がたくさん入っていて、これまで食べた中でも一番美味しい鮎でした♪

ここでご飯とお味噌汁が到着。

丸々1個のじゃがいもにバターとチーズを乗せて焼いて、田楽味噌をかけたもの。
甘塩っぱい田楽味噌にバターとチーズの風味が加わって、とっても美味しかったです♪

天ぷらもカリッと揚がっていて、最高です。
会津といえばのまんじゅうの天ぷらも嬉しい◎

ここまででかなりお腹がいっぱいですが、メインはビーフステーキ。
お肉は柔らかくて美味しいですが、こちらも味が濃いのでご飯が必須でした!

デザートは、白桃のスライスが入ったぶどうゼリーに、生クリームとキウイが乗っていました。
ゼリーはさっぱりして美味しかったのですが、生クリームは想像以上に重たかったです。
料理旅館 田事の朝食

朝食は夕食と同じ場所で、7:00~8:30の好きな時間をチェックイン時に選べます。
明るいのでお庭も見えて素敵でした♪

朝食では、名物の「めっぱ飯」がいただけます♪
杉や檜などの薄い板を曲げて作った器(わっぱ)にご飯や具材を詰めて蒸した料理で、いわゆる「わっぱ飯」ですが、会津地方では農作業や山仕事持って行った弁当箱(わっぱ)を「めっぱ」と呼んでいたことから、田事でのメニュー名は「めっぱ飯」なんだとか。
チェックイン時に、好きな味を選べました。

小鉢類はテーブルに準備されていました。
ニシンの旨煮となす田楽が特に美味しかったです◎

熱々、蒸したてのめっぱ飯と会津の郷土料理こづゆを持ってきてくれます。

私は夏限定の枝豆せいろ(+440円)を選びました◎
蓋を取ると、茗荷の香りが広がって、蒸されてもちもちのお米と枝豆が合ってとっても美味しかったです♪
浅めに作られた会津塗の器「手塩皿」に貝柱のだしで煮込んだきくらげ、里芋、豆麩などを盛り付けた郷土料理が「こづゆ」。冠婚葬祭にかかせない、縁起のいい食べ物です。

父が選んだのがこちらの鮭せいろ。
三つ葉が香り、よく混ぜると錦糸卵の甘みと鮭の塩味が合わさって美味しかったです♪

妹が選んだのが鮭の親子せいろ(+550円)。
鮭せいろにプラスでいくらが乗っていて、贅沢な1品。

母が選んだのが白魚せいろ。
たっぷりのしらすと大葉で、夏にぴったり爽やかな味わいでした♪
料理旅館 田事のチェックアウト

料理旅館 田事のチェックアウト時間は10時。
朝ご飯の時間によっては、食べ終わったらすぐになるので、荷物をまとめておくと安心です。(一応1時間1000円で延長することもできます)
チェックアウト時には、1人1個、会津のお土産といえばの赤べこのストラップをプレゼントしてくれました◎
歴史ある建物や蔵が並ぶ観光地「七日町通り」が歩いて10分弱の距離にあるので、駐車場に車を置かせてもらって、お散歩に行きました♪観光にもぴったりの宿でした。
まとめ
- 郷土料理を楽しみたい方
- 七日町通りの観光を楽しみたい方
名前のとおり、食事処としても営業しているので、食事はとても豪華です♪
特に、名物である「めっぱ飯」を朝から食べられるのはとても贅沢でした~◎
その他、馬刺し、田楽、まんじゅうの天ぷら、こづゆなど夜ご飯と朝ご飯で会津の郷土料理や名物を網羅できるので、せっかく福島に来たなら郷土料理を楽しみたいという方にはとってもおすすめです!
また、歴史ある建物や蔵が並ぶ観光地「七日町通り」が歩いて10分弱の距離にあるので、観光を楽しみたい方にもおすすめの旅館です。
チェックアウト時間は10時と早めなので、旅館内でゆっくりしたいという方には向かないかもしれません。

ぜひ「めっぱ飯」食べてみてね~♪
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